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■No.065 :「良いものを選ぶこと 精神の贅沢と倹約」(2010.1.29)

仕事で会食の機会などが増えると、生意気にワインなどが出てくることがある。

「何がお好きですか?」などと聞かれても知ったかぶりをしないようにしている(笑)
本当にワインのことなど良く分からない。ワインは知っている人と飲むのが本当に一番と思ってしまっているので、人頼みだ。

昨今、デフレなどと言われているが、それでも物を選ぶ時は、やはり良いものを選びたいという気持ちは捨てられない。スーパーのセール売場で商品を物色する主婦のように商品を手にとって匂いを嗅ぐように近くで見る。
ただ、それが良い商品である自信はまだない。
自分自身、良いもの、本物を選ぶ力をつけたいものだが、これが意外に難しい。食べ物やもちろん、芸術などは、私は縁が遠い人間だ。芸術といわれる絵を見ても何が何だか良く分からない。

日常に目を移しても一緒だ。日常的に使うものは、安ければ良いだろうと考えても世の中には安くて良いものがたくさん溢れている。なかなか選び切れない。複雑な家電商品になると、掃除機一つ選ぶにも高機能化され過ぎていて一苦労だ。

日頃、「良い物」に触れていないとなかなか良いものを選ぶ力が身につかない。

良く「贅沢」をすると会社がつぶれるというようなこと言う人がいる。これは、間違いなく嘘だ。高級車を買うとか、大きな家を買うとか・・・・そのような「ぜいたく」をして会社がつぶれることはない。そんなことを言ったら、海外の経営者、アメリカ人などは、成功するとものすごい自動車や家を買うが、それでも成功を続ける人は多い。
第一、家や自動車を買ったくらいで悪くなる会社であれば、もともと、儲かっていないので、買うべきでないだけの話だ。

問題なのは贅沢をすると、志を失うことであって、贅沢そのものが問題なのではない。その心の問題なのだ。安部磯雄は、それを「質素な生活、高遠な理想」と見事に対比して表現した。自分の自己実現のレベルがどの位置にあるのかだ。贅沢とか倹約とかは、心の話だと思う。不必要に大きな家を造り、内装に高級なシャンデリアを並べているような家は、贅沢というより、趣味が悪いというべきだろう。

それより、そんなに大きくはないが、家のことや自分のことをよく知っていて、木や塗り壁の土や色彩にこだわり、自分の時間を大事にできる空間を作ってある家のほうが、はるかに有意義な贅沢をすることができるような気がする。

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****** 14-08-06 (水) 20:19
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